永住権取得のしやすさから人気の「調理師/パティシエ」コース
現地での求人数の多さと永住権取得のしやすさから、カナダに就労を含む長期滞在や移住を目指す方が選ばれることが多い調理師やパティシエになる為の専門コース。カナダの専門学校ではCulinary Arts、Baking and Pastry Artsといったプログラム名で用意されている事が多いです。 2年以上のプログラムを無事卒業した場合、3年間カナダで働く事が出来るPost Graduate Work Permitを取得することが許される学校もありますので、その場合、卒業後そのままカナダで就労経験を積むことで今後のキャリアを積み上げる事が可能になってきます。
Culinary Arts
Culinary Artsとは調理のことです。学校によってキャンパスにレストランがあり、日々実習を続けながら調理について学ぶことができます。
コースの長さとグレードレベル
カレッジのCulinary Artsは2年間コースが多く、Credentials(グレードレベル)はDiplomaです。
コース受講の為の条件
Culinary Arts コースに関しては(高校での)特に必要な科目はありません。(カレッジにより違いがありますので必ず申し込み前にお問い合わせください。Math 10 または同等の単位が求められることもございます。) 16歳以上、または高校卒業程度が条件となります。
カナダのカレッジへ入学するための英語基準
- IELTS 5.5
- TOEFL iBT 68以上
- またはパートナーの語学学校で認定コースを修了
授業料の基準
授業料に関してはカレッジによって変わってきます。 だいたいの相場をご紹介しますと、授業料は、約35,000ドル(2年間)になります。
主に含まれるパティシエ/Baking and Pastry Artsコース内容
- Baking Techniques
- Culinary Techniques
- Garde Manger & Breakfast
- Kitchen Orientation
- Butchery
- Catering
- Cook Chill Production Kitchen
- Flavour Principles & Menus
- Short Order Cafe
- Advanced Baking
- Advanced Butchery-Charcuterie
- Advanced Cookery
- Appetizers & Platters
- Global & Vegetarian Cuisine
- Kitchen Management
- Nutritional Menu Development
- Purchasing & Receiving
- Restaurant Customer Service
- Restaurant Line Cooking
- Culinary Practicum
調理の基礎&応用だけでなく、パン、ケーキ作りを学ぶBaking Techniqueやレストランでのカスタマーサービスもコースの内容に含まれます。
Baking and Pastry Arts
コースの長さとグレードレベル
カナダのカレッジで開催しているBaking and Pastry Artsのコースで実用的なものは基本的に2年間のコースで、グレードレベルは Dual Certificate (認定証)になります。
コース受講の為の条件
カナダのカレッジではコースによっては、高校の成績が影響してきます。入学するために修了していなければいけない科目がありますが、Baking and Pastry Arts のコースに関しては特に必要な科目はありません。(カレッジにより違いがありますので必ず申し込み前にお問い合わせください) つまりカレッジへ入学するための英語基準をクリアすれば入学することが出来ます。
カナダのカレッジへ入学するための英語基準
- IELTS 5.5
- TOEFL iBT 68以上
- またはパートナーの語学学校で認定コースを修了
授業料の基準
Baking and Pastry Arts のコースの授業料に関してはカレッジによって変わってきます。設備投資に力を入れている学校やカリキュラムが充実している学校などありますのでどのカレッジを選ぶかによって変わりますが、だいたいの相場をご紹介します。 Baking and Pastry Arst の授業料は、約35,000ドル(2年間)です。
主に含まれるパティシエ/Baking and Pastry Artsコース内容
- Analyzing and problem-solving skills for managing baking processes and product outcomes
- Practical pastry arts and foundational baking skills, including skills in plating desserts, wedding cake design and creation, and chocolate and confection work
- Fundamental retail bakery operation skills
- In-depth knowledge and application of baking principles
- An upgrade to existing English speaking, writing and listening skills
- Job search skills applicable to the Canadian market
ケーキ、パンの作り方だけでなく、カナダでの仕事の探し方もコースの内容に含まれます。
学校体験談
留学目的をはっきりさせて、具体的な目標を定めたら進みやすい – Yさん
・各インストラクターは経験豊富なプロフェッショナルが多く、この分野で本当にスキルを身に付けたいと思うなら、非常に良いカレッジです。また、皆さん厳しいし、しっかり取り組まなければ単位はもらえません。 ・授業の8割以上は、LaboでBreadやCakeを実際に作る作業です。毎日違うものを作りながら理解していく、1日に作る個数は多くいです。各テーマごとにテストがあり、しっかり勉強して良い点を取らなければ単位が取れません。プレゼンも時々あり、評価の一つとして成績に加算されます。 ・各個人が自由に探したお店へ無給ですが職業実習に行けるので、卒業前にリアルな現場経験ができ、就職先を検討するのに役立ちます。 ・BakingやPastryは、カナダではスキルド職と位置付けされており、また人が足りない分野なので仕事が見つかりやすいと思います。ただ、仕事はきついです。 ・このコースの国別生徒数として、私の時はクラス15人のうち半分以上は若い中国人、次に年配の韓国人が数人という構成でした。ちなみに、日本人は真面目に取り組む傾向があるのでインストラクターからは信用されてる感じあります。 ・英語力について、授業を理解するための英語力として、IELTS5.5以上が入学基準になってましたが、実際は生徒の大半はIELTSでは測れない会話力がありました。私自身、インストラクターと言い合いできる英語レベルがあればもっと楽しかっただろうなと思います。 最後に、留学は貴重な人生経験になるので、興味があれば思い切ってトライした方が楽しいです。また、せっかく時間とお金をかけて留学するので、留学目的をはっきりさせて、具体的な目標を定めたら進みやすいと思います。
– Baking & Pastry Program 履修 –
卒業時にはレストランで働く為に必要な資格も取得できる為、就職しやすかった – Kさん
公立のカレッジにコックになる為2年間のコースで通いました。 正直学校で勉強していると言うよりは、実務を通して学んでいるという感じでした。学校内のカフェテリアやレストランで実際に料理をお客さんに提供する時間が殆どで、座学やテストなどは少なかったです。 講師の人達は留学生にも理解のある人達で、言葉の問題等は特に感じませんでした。 卒業時にはレストランで働く為に必要な資格も取得できる為、就職しやすかったです。 クラスメイトも人種年齢様々で、何歳でも遅いと言うことはないとバンクーバーに来て良くわかりました。日本を出る時は不安でしたが、今は来て良かったと心から思います。 また、英語は飛躍的に伸びました。多国籍のバンクーバーで色々な人と出会い、価値観や世界観が大きく変わりました。最初の目的はただ英語を勉強する為でしたが今は移民したいと思うようになりました。
– Culinary Arts 履修 –
* 画像はイメージです
Culinary ArtsやBaking and Pastry Artsのおススメする学校
長期滞在まで視野に入れた実用的なプログラムを持った学校はこれだけです。
カナダでちょっと経験を積んでみたいといった方向けに1年未満のプログラムであればトロント・バンクーバーにいくつか学校がございますのでお問い合わせください。
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