カナダに移住する、とは?
「カナダに移住する、永住権を持つ」というのは、ビザの視点から見ると、カナディアン同様、【1】ビザに縛られることなく仕事ができる、ことと【2】カナダに滞在できる期間の制限がない、という2点です。
ワーク許可がなければ働けないし、その許可は期限つきです。この制約がない永住権(PR)を取得するにはどうしたらいいのでしょうか?
現実的で近道なのは
1)カナディアンと結婚すること
2)学校に通うことで通常より長期のビザを取得し、学校の斡旋による就職や雇用のチャンスを増やすことで永住権獲得に繋げる。
ことが挙げられます。なので、まずはみなさん、「学校に通ってカナダで就職を果たす」ことから始めるのが一般的な移民への第一歩です。その中で、結果的にカナディアンの方と結婚されるケースも珍しくありません。
学校を卒業すると申請出来る、ポストグラデュエイトってなんだろう?
ポストグラデュエイト就労ビザとは?
ポストグラデュエイト就労ビザとは、正式名をPost Graduation Work Permitといい、省略してポスグラとも呼ばれています。カナダ政府指定の学校を卒業した留学生が、学んだ内容を実践的なものにするため、就労経験を積む事が出来る就労ビザです。つまり、指定の条件でコースを卒業する事ができれば、その後は就労ビザを入手して仕事をする事が出来るのです。 歴史のある制度で、これまで長年カナダで行われてきました。
私たち外国人にとって、海外で働けるようになるのは簡単な事ではありません。そんな中ポストグラデュエイト就労ビザは、長期間カナダで学業を積んだ人にだけ提供される優遇措置ともいえる制度です。つまり、学校へ行く事が、仕事をするためのショートカットにもなり得るのです。 カナダで就労経験を得てみたい方、将来カナダに移民をしたいという方にとっては非常に有用な手段と言えるでしょう。 申請条件は次のとおりです。
- 8ヶ月以上のプログラムであること
- フルタイムの就学であること
- 公立または政府承認の私立の大学院、大学、カレッジであること
就労期間について
8か月以上2年未満のプログラムを卒業した場合、就学と同じ期間の就労ビザ、2年以上のプログラムを卒業した場合は、最長3年間の就労ビザが発給になります。従って、一番短いケースは8ヶ月就学+8ヶ月就労、長く働く場合は2年就学+3年就労ビザという方法が可能です。(2年以上のコースを就学しても、就労ビザは3年固定となります)
ポストグラデュエイト就労ビザの手続きの流れ
ステップ1: 対象の学校&コースへ入学する
学生ビザを利用して入学します。Co-opプログラムも対象に含まれます。
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ステップ2: コースを卒業する
最低でも8ヶ月のコースである必要があります。
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ステップ3: 卒業から90日以内に、自分でWork Permitの申請を行う
プログラムを修了したら、90日以内にご自身でビザ申請の手続きをします。
(申請時に有効な学生ビザも持っていなければなりません。)
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ステップ4: Work Permitが届いたら就労を始めます
就労ビザが届いたら、いつでも仕事を始めて給料を受け取ることが出来ます。 雇用主の選択に学校は関わらないので、ご自身で自由に就職活動していただけます。
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